住家全体の損害割合の算定方法の具体的な方法

住家全体の損害割合の算定方法を具体的に説明します

それには部位毎に損害割合を算出し、それぞれの部位の損害割合を合計して住家全体の損害割合を求めます。

罹災判定1

罹災判定2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

罹災判定3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

罹災判定4

罹災判定5

罹災判定6

①屋根の損傷(構成割合10%)

屋根の瓦の半分が全面的にずれ一部は落下している

損害の程度=75%×50%=37.5%

屋根部分の損害割合=37.5%×15%≒5.6%

②外壁の損傷(構成割合75%)

外壁の4/20においてモルタルが脱落している(程度Ⅲ)、また外壁の8/20においてモルタルが脱落しており、仕上げ材にひび割れが生じている(程度Ⅳ)

損害の程度=50%×20%+75%×40%=40%

外壁部分の損害割合=40%×75%=30%

③基礎の損傷(構成割合10%)

基礎の外周30m。基礎の0.3mm以上の亀裂5箇所、剥落2箇所

損害の程度=7m÷30m×100%≒23.3%

基礎部分の損害割合=23.3%×10%=2.3%

以上の計算から各部位の損害割合を加算する

5%+40%+2%=47%

47%は大規模半壊になります。

このケースでは、罹災証明の調査で大規模半壊の判定が下されたとしても、上記による予測損害率では47%と50%に近いため第2次調査を申請すれば、全壊判定になる可能性もあることが分かります。

また、調査の遅れで既に修理してしまった場合、市町村が被害の確認ができなくなりますので、修理前の写真をとっておくことが大切です。その場合も、この調査項目の箇所を重点的に写真を撮っておくとよいでしょう。

罹災判定写真1

罹災判定写真2

罹災判定写真3

罹災判定写真4

罹災判定写真5